売上に関する粉飾
粉飾とは文字通り、飾ることで、企業の利益をよく見せて、株主や投資家から資金〈キャッシュ〉を調達しやすくしたり、株価を上げたりすることをいいます
逆粉飾というものがありますが、これは税金を払いたくない会社がすることで、当サイトでは説明しません
説明しなくても、粉飾の逆なので、簡単にわかると思います
最初に一番簡単な粉飾方法です
利益の計算を最も単純にすると
売上ー経費 =利益
なので利益を上げるには売上をよく見せればいいことがわかりますね
売上のタイミングを早くする方法
契約時点で、売上が上がったとして売上高を計上するやりかたです
企業会計の原則では、商品が顧客に引き渡された時、又は、倉庫から商品が出庫する時が、売上を上げる時点とされています
収益の認識が早すぎます
売上の水増し
実際には存在しない売上を計上することで、利益をよく見せる手法です
一般には当期の売上が足りないため翌期分の売上を当期分にまわす、という事が行われています
当然売上はないのですから、現金は入ってきません
したがって、売掛金で処理しなければならなくなります
粉飾決算の見抜き方
架空売上をすれば決算書がどうなるかを考えましょう
売上だけが上がるのですから、2期分を比べると、
売上原価率〈売上原価/売上〉は下がります
さらに売上に対する売上債権の回収期間〈売上債権/月平均売り上げ高〉
が上がります
売掛金が翌期の分なので、その分回収期間が長くなるわけです
まとめ
架空売上をすると、売上原価率が下がり、債権の回収期間が伸びます